愛隣コラム&ニュース


2011年08月31日 水曜日中国事情

円高と現地両替レート

円相場は9月19日に1ドル=75円95銭となり、戦後の最高値を更新したが、アメリカの情勢や野田新首相の誕生といった一つの山を乗り越えて、とりあえず76円台半ばで落ち着いている。

中国元もドルに連動しているので、1元=12円(22日)となり、私の知るところでは中国元に対しても最高値だったので、過去の現地両替レートを調べてみた。

05年3月 1元=12.69円 (10,000円=788元)
06年5月 1元=14.57円 (10,000円=686元)
07年3月 1元=15.58円 (10,000円=641元)
08年3月 1元=14.68円 (10,000円=681元)
09年3月 1元=14.60円 (10,000円=684元)
10年3月 1元=13.75円 (10,000円=727元)
11年5月 1元=13.00円 (10,000円=769元)

過去7年の現地両替レートの比較で、一時1元=12円となったことを考えると、4年前とは約3割も違うので、是非とも円高のメリットを活かして海外視察をし、新しい世界観と価値観を持って経営のヒントにしてもらいたい。
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