愛隣コラム&ニュース


2011年07月27日 水曜日中国事情

事故の対応

中国浙江省温州市で起こった高速鉄道事故の死傷者数の国営新華社通信の報道は、事故の翌日24日は死者43人、負傷者210人だったが、その後死者40人から39人、現在の公式発表は死者35人、負傷者192人となっている。

事故に合った2本の列車には、約1,600人の乗客がいたといわれているが、行方不明者の発表はない。高速鉄道のチケットは、身分証明書を提示して購入するので、乗客データはあると思うが・・・

事故の翌日、車両内から生命反応はないとして救助活動を打ち切り、車両の解体作業中に2歳の女児が発見、救出されたことや、事故車両を現地に埋めたこと、事故からわずか1日半で営業運転を再開したこと等、今回の事故対応では驚かされることばかりだった。

今後の事もあるので、徹底的な事故調査と分析を行い、二度とこのような悲劇を起こさないようにして欲しい。